【　出　産　記　録　】　

朝4時頃　普通に尿意を催し起床。

4時半頃　なんだか下っ腹〜足の付け根あたりがほんのり痛い。
眠れなくなっちゃったから、漫画「赤ちゃんと僕」を読む。

5時半頃　痛みがちょっとずつ強くなってくる。「赤僕」を読んでても、痛みが来ると読んでられなくなってくる。

そろそろ、あやしいと思い出す。

6時頃　　母が起きてくる。「もしかして来たかも」と告げ、トイレに入る。
すると出血！！！！！

いよいよキター！（←おなじみの顔文字が出ない切なさ）

6時半頃　病院へ電話する。痛みの間隔が狭まって来て、痛みが強くなってきたらまた電話して来てください、とのこと。

7時頃　　とりあえず朝食を採る。が、緊張で震えてあんまり食べれない。

7時半頃　着替えて、ふたたび布団の中で陣痛間隔チェック。
　　　　　
8時頃　　6〜7分間隔くらいで、だいぶ痛くなってきた。

8時半頃　再び病院へ電話。入院決定。

9時頃　　家出発。
車の中で、「今日はとなりのケンちゃんの誕生日・・・同じ日か・・・」と、奇行が多くて有名だったとなりの家の同級生・ケンちゃんのことを思い出して複雑な心境になったが、ケンちゃんはとてつもなく秀才だったので、そこだけヨシにした。

9時半頃　病院到着。

10時頃　LDR室（陣痛・出産・産後2時間を過ごす部屋）に入る。

助産婦さんの触診。子宮口5〜6?開いてるけど、まだ赤ちゃんの位置が高い、とのこと。
痛みがだいぶ来てるハズ、と言われたけど、私はまだそうでもないかな〜と思っていたので、助産婦さんに「痛みに鈍感なのかもね〜」と言われた。それって・・・・。

母に陣痛期間は付き添ってもらった。

11時頃　だいぶ痛みが強くなってきたが、冗談を飛ばす余裕アリ。

12時頃　けっこう痛みが強くなり、フーウン！の痛み逃しタイムが続く。

助産婦さんに「いきみたくなりそうになったら呼んでください」って言われたけど、まだそういう感じはしない。

昼1時頃　部屋のテレビで「ごきげんよう」が始まり、今日からのゲストがKABA.ちゃんだったらしく、母が「あ、KABA.ちゃんだー」と言っていたが、私はそれどころではなかった。（つまり大好きなKABA.ちゃんどころではなく痛かったのだ！！ラブぺこ！！）

昼1時半頃　痛みが来るたびに、母の手をぎゅーーーーーーっっと握ってないと、痛みに耐えられなくなってきた。

なんか大量にドローーーーーーーっと出てきたので、もうだめだ！と思い、ナースコールして助産婦さんを呼ぶ。

助産婦さん到着。触診すると、けっこう下がってきたみたい(´∀｀；)
「すごい我慢したねー！」と言われてしまった。
　　　　　
分娩準備に入る。母は退室。

なかなか破水しないので、いきむことができず、苦しい苦しいいきみ逃しが続く。
助産婦さんが「破水させて、いきませてあげたいんだけど、破水させるには先生の元で行わないとダメだから」ってことで、医者を呼ぶのだが、なかなか来ない！！！！
こっちはかなりすごい勢いで我慢してるってのに！！！！
助産婦さんもそんな私を察知してくれて（っていうかあんな状態見てたら誰でも分かるけど）再度、医者に電話。
　　　　　　
その時の助産婦さんの名言
「早く来て下さい！！患者さん、もう限界です！！！！！」

その後の助産婦さんの名言その2
「もう〜〜〜〜、先生は人ごとだと思って、なあ〜」（と、限界ぎりぎりの私に同意を促す※なんとか同意する私）

約5分後、先生到着。（心の中で「遅い！」と思う私）
先生が来た気配を察知した瞬間、赤ちゃんを包んでる膜をプチっと切り破水させてくれた、素早い作業の助産婦さん！！！（素敵！！！）

ダラーっと羊水が出てくるのが分かり、私も医者などどうでもいいと言わんばかりにいきみはじめる。

2，3回のマジいきみの後、医者がごく冷静に「ハイ、じゃあなかなか出てこないようなので、ちょっと切りますね〜。チクッとしますよ。」と、会陰切開の合図を出す。
心の中で「とっとと切れ！！」と思ったが、医者はのんきにキラリと注射みたいなんを光らせ（たぶん、それで切るんだろうけど）たのを見た瞬間、いきみたい感じが来たので、医者に私はこう叫んだ。

「ちょっと待って！！！！！」

2時半頃　……………スッポン

助産婦さん「頭出たよ〜！いきみやめて！」

にゅるにゅるにゅるっと、胴体、手、足が出てくるのが分かった。

…………終わった…………。

というわけで、医者の出る幕ナシで、所要時間5時間半、安産で終わりました。

あ、でも、切る前に赤ちゃん出たから裂けちゃったため、そのお医者さんにけっこうたくさん縫われてしまいましたが・・・。（痛かった…）


そんなわけで、
出産予定のある女性の皆様は、常日頃から、安産大明神のタモさんを崇拝することをオススメします。